ハナから語り切れないのにどうしてポルノグラフィティ2

ハネウマライダー

 

ポカリのCMソングですね。2005年くらいでしょうか!!

大して運動しない部活の癖に、毎日ポカリ飲みまくって激太りした(第一次デブ期)

5枚一口で、P-253(ドコモのかわいいガラケー)から五体投地祈りとともにシリアルナンバー打ち込んだ

あのね!!!!全然当たらないの!!!!!!!ライブ!!!!

ヤフオクで検索すると応募券めちゃくちゃ売られてて、

でもハンカチ咬みちぎりそうになりながら、手を出すのを我慢した

あの抽選制ライブもいい思い出 いや嘘 今でも未練あり

 

そもそも晴一さんは、タイアップということで

やれやれだぜ、まあ久しぶりに世間的なヒット曲をつくってやるわい

自分たちの名刺代わりにね、ハハハ(爽)

っつって意図的にキャッチ―な曲に仕上げましたって当時言ってて(私の主観入ってます)

神なの?超人なの?なんなの?と思いました 天才か?

 

「新たな旅立ちにMotorbike、

オンボロに見えるかい?

Handleはないけれど、曲がるつもりもない。」

 

あーーーーーーーーー!かっこいい!!!!!

曲がるつもりもない!!曲がるつもりもない!!

バイクの体をなしていなくても別にいい!

ひとになんと言われたって、人間じゃねーと言われたって、かまいませーーん!

義務教育というレールに、しかも平和なトロッコに乗っかってた中学生の自分にはまず体感としてわからない部分だよ

憧れはあったけどそれはファンタジーだものね

 

「ただ必死にしがみついてたら、君が目の前に現われた。」

 

ここ!!!!!次への展開!サビ終わりで!月9かよ!CM前でいいとこで終わる!!

この展開上手が!!!

そんでそのひとを乗せるのね、自分のうしろに。

これ、男の人が女の人をピックアップする画として受け取ってたけど、

べつに逆でもいいんだよね

わたしが誰かを後ろに乗せてもいいんだよねーーー

そのくらいの気持ちで生きてゆく方が、いいツーリングになるよね、出会った人たちと。一台のバイクでツーリング。いいね。

 

そんでね、

後ろに寄り添う人を見つめるために、

ハンドルもなかったバイクにミラーつけるんですねこの主人公

ミラー!!安全運転もできちゃう!!

海が見たーいとかわがままいわれたら、

ハンドル切るんです それが誰かとともに生きるっていうことですね

 

だけどね、最近友達の言葉で印象的だったのは、

誰かのために頑張るのって、意外と簡単なんだよね っていうものです

そうなんだよなーー たしかにいいいい

自分のために何かを頑張り続けることって、意外と簡単じゃないって

 

若林(オードリー笑)の言うように、

「俺を喜ばせることを生きがいにしてんじゃねーよ!!」

といういらだちにも納得いくんですよね

親子でも友達でも恋人でも夫婦でも、

あんたのためにこんなにしてるのに!!!

っていうのは、実はされてる方への呪いにもなるよね

 

だからこそ、まずはなりふり構わず、

自分のために自分の好きなように駆け抜けるために頑張ってみようぜ

っていうのが初めのサビに重なるような気がするな――

 

人は初めから二人なんじゃなくて、

はじめは一人なんだーー

そして終わるときも一人

 

 

「僕たちは、自分の時間を動かす歯車を持っていて。

それは一人でいるなら勝手な速度で廻る。

 

他の誰かと、例えば君と、

触れ合った瞬間に、歯車が噛みあって時間を刻む。」

 

恐れ入りました。

もう、ここにすべてが書いてあります。

ポルノのCメロは破壊力すごいと言われますが(一部界隈にて)

ほんとそれはそうだとおもいます。

要旨。いそいで宿題の感想文書かなきゃいけない人は、

Cメロだけ読んどいたらいいよ。

(私は許さないけどな!!!!!!!!!)

 

「ただ後ろでしがみついていた、君がとばせと煽るのなら、

Hey you! 途中じゃ降してやらないぜ。」

 

とどめの一撃。

こんなこと言われて

はい♡♡♡

ってならない人いますか??まじ手に負えない。新藤晴一。。。

 

私だって言う側になる!!

Days of the sentimentalを駆け抜ける~~~~~~~~~~~~~

 

***

 

 

ほんと、この歌の本当のよさは あとからあとから、

生きることの答え合わせのように身に染みてくるもので

 

たくさんの人や未知の自分と出会って、

天にも昇るような出逢いや、身を裂かれるような別れを経験して、

やっとようやく岡野さんのシャウトが肌で分かるようになってきた

そういう曲のうちのひとつです 私にとってとても思い入れが強い なう

 

(ということは、これからも、今の何倍も歌が深く聴こえるようになるはずなので

やっぱり、少なくともお二人が生きた齢までは、私も人の尊厳をもって強めに生きたい)

 

 

引用: 「ハネウマライダーポルノグラフィティ 作詞 新藤晴一/作曲 ak.homma