ロマンはどこだ!
伊坂幸太郎さんの、陽気なギャングが地球を回す に登場する名台詞である
読んだのがとても昔だから細かいこと覚えてないけどこの台詞は今でも印象深い
小説、一気に読めますか?
自分に重ねられそうって理由で買った小説や
ちょっと背伸びして買ってみた妖しい小説
あとは軽いタッチでかかれた漫画っぽい小説なら、
次の日の起床時間のこともどうでもよくなっちゃって、わーっと一気に読めるんだけれども
今すでに途中でとめてしまってるものが
いち、に、さん、よん、、ご?
5冊、きっともっとあるぞおお、、、
ビデオの一時停止ボタンを押しっぱなしみたいな気持ち。。多分、つまらないわけじゃないんだけど、、。
交換ノートだって、小学生の頃のやつも、中学のときのやつも、途中なのにわりと私が持ってるなあ、、
うーん、、最低、、、笑
ああ当時のみんなごめんなさいー、、(u_u)
(しかしさ、全員の黒歴史をここに保持していることになるので、同窓会に持っていった日にはー!みんな真っ青になるわ真っ赤になるわ忙しいんだろう。楽しいぞ。。ただその時は自分も腹をくくらないと。)
あと、そう、読んだ本の内容覚えてますか?
ああいい本だった〜!!!!!!!!
っていう感動と、
その作品の世界に生きていた、人物たちやら風景やら空気やら、、それらがなんとなく映像として頭に残ってて「好きな本」のカテゴリーに入れてあるんだけれど、
いざオススメを聞かれて、その引き出しから自信たっぷりに作品を取り出してみると、細かい部分どころか重要な設定やシーンも説明できないくらい適当な記憶に成り果てている(そして変な空気にしてしまう)
私だけじゃないと思うんだけどな、、
本当に、そのときに
よい!!!!!!
と思ったという確かな記憶があるから意気揚々と勧めてるのに、説得力ゼロでしたという結果に終わる
んんー、
単純に
バカなのかな〜笑
映画もそうだなー
クロニクルっていうジョシュトランク監督の映画が斬新でめちゃめちゃ好きなんだけど、
どんな?って言われると、男の子が3人いたこととカメラ持ってたよってことしか私の記憶じゃあ保証できない。笑 でも観ていただきたい!!!ん〜このプレゼンでは無理だな〜笑
そもそも、観てるときに言語化できてないのかもしれない。
ストーリーや人物の状況・動機やらを追うのと、視覚的なメッセージを受け取るのでタスクオーバーしているのかもしれない。
えっでも、だとしたら、、最初っから言語で書かれた小説はなんなんだーーー(´∀`)あれれ〜
、、そうだ、そういえば、読書は結局空間把握能力とも繋がってるって話を専門家の人から聞きました(だから予備校でも保護者さんにもそう説明しちゃいました)
空間把握、空間認識というと、パズルとかで鍛えるのが効率的だっていうイメージかあるけれど、(実際そうだと思うけど)
それは結果として
読書において、文章という他者が用いた記号を、自分の世界で立体的なものへ変換して受け取るのにもつかっている力なんだな
と私は思っている、、。
たしかに(私の場合)、自分のなかには、かつて読書した時に見た文字列じゃなくて、そこから想像した空間の景色しか残っていない。そんなもんだよねえきっと!
こどもができたら、絵本をいっぱい読んであげたいな〜
絵本といえばね!おにたのぼうし っていうあまんきみこ×いわさきちひろ という最強タッグの作品があって!
どんなっていうと、節分の話で、鬼の子が死ぬほど哀れっていう、、でも作中の誰も悪くないっていう、、へへ、やはり細かいことは覚えていません。
ぜひ読んでみていただきたい!!!!んん〜無理か〜、、!
でもこうして考えてみると、ロマンというのは、言葉にする余裕さえ私たちに与えずに、頭の中を?目の前を?駆け巡ると思うんだよね!
ロマンはどこだー!
どこでもいいんだ〜!存在すれば!認識できれば!✌︎('ω')✌︎
(追伸、久しぶりにセンター試験の国語を解いてみて、
こんな話をしたくなったのかもしれません。ああ、頑張れっ!!!!!!!!!!!)